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地理試験について


地理試験がある方は法令のみの方に比べると覚えなければいけない施設等の量が本当に多く大変です。
東個協(でんでん)には団体としての集中学習の場がありません。その点では日個連(ちょうちん)には北区浮間に団体としての勉強会場があり、専属講師を置いて地理試験の学習会を開いておりますので地理ありの方にとって環境として充実しているのは確かです。
しかしながら現在の東個協(でんでん)でも各支部ごとに勉強会を置き、独自の方法で地理と法令の勉強会を開いています。何より所属したい(自宅から近い)支部で勉強会に参加できるメリットは大きいと思われます。本人の努力も必要としますが各支部の勉強会に所属し学習を重ねることで必ずや地理も合格レベルに到達する事と思います。事実、本支部においても地理ありで受験された方の多くが合格しております。
勉強方法は各支部によりさまざまだと思いますが、以下に墨田支部としてはどのように地理試験の勉強を進めているかを紹介いたいと思います。

関東運輸局の地理試験の内容
地理試験は四種類の問題から構成され30問出題されます
  1. 最寄問題
  2. 高速入り口問題
  3. 幹線問題
  4. 宝探し問題

地理試験サンプル 2012年7月度本試験 

上記サンプルが本試験の問題内容です。(書式や地図は作り変えています)
試験で90%以上→27問以上正解できれば地理試験は合格です。

この問題に対応できるよう勉強します。





始めに地理試験の試験内容を解説し、勉強方法の例を説明します。

上記の運輸局局試験をパスするために基礎マニュアル等の資料を使い丁寧に説明いたします。

地理試験対策の勉強の基本は上記局試験の「最寄り駅」の暗記にあると考えますので、地図を開いてマークをしたり施設や駅を書き出したり、覚えるための「基本的」な方法は必ずある程度やっていただきたいと思っております。
その後勉強が進み、基本的な事をマスターした後は個々で工夫して勉強を進めても良いかと考えます。

その「基本学習」が終了した後の学習方法の紹介と実際の勉強道具等を参考までにみていただきましょう。
前にも説明いたしましたが、あくまでも支部単位の勉強会ですので講師も時間の制約があり、これにつきっきりで資料の作成はできません。その中でやっているものという事を理解していただきたいと思います。

いかにすれば効率的に勉強できるか、いろいろ考えて、そして実際にこうしてやってみたのですが、結局のところ勉強方法は個人にあった方法でやるのが良いようです。実際の勉強会では過去の諸先輩が行ってきた方法等を紹介しますので、皆さんで試していただき、そして考えてやってみてください。


以下に支部で推奨している勉強方法や、道具等を紹介します。

はじめに施設暗記用のアイテムを.。
よく学生さんが試験用に使う「単語帳」というものがありますが、これを作る手間があったらその分多くの施設を覚えて欲しいと思い、単語帳の中身をパソコンで作成してみたのがこちらです。施設名称等はパソコンに入っているので単語帳のサイズになるように調整してプリントしたものです。この用紙を切り、折って穴をあけ、リングをつけたら出来上がりです。
でも自分で書いて作るのも結構勉強になりますので、これをそのまま使うかはやはり好みでしょう。
また最近はアイフォンのアプリで単語帳の代わりになるものもダウンロードできますから、アナログ式、デジタル式のどちらを選択するかも好みですね。


単語帳サンプル



次に支部で試験的に作成してみた音声CD(警察部分読み上げ・ショート版)を紹介します。

最寄施設暗記用CD  警察署サンプル

上をクリックすると聞くことができます。
このCDを何度も聞いていると自然と頭に入ってくるのですが、単調なため眠くなるのが難点かもしれません。


その3  
最寄り問題に対応するための道具(地図)です。
これはこちらの事情によりサンプルの提示はできませんが、本試験で現在使われている宝探し地図と同じ風合いのものを手間をかけて作成・準備しております。

地理ありの方はこちらの地図で練習問題を毎回やっていただく事になります。
またこのタイプの白地図も準備しておりますので、ご自分で施設を書き込んだり、苦手なエリアの地図を工夫して作られても良いかと思います。



支部では毎回100問の地理練習問題


出題される可能性のある膨大な施設に対応するため、数と質にこだわり練習問題を作成しています。
問題はパソコンで作成し、出題した履歴を管理することにより地区、施設で偏りのないよう出題しています。
地理ありの方には法令の勉強時間の前(昼12時から1時間)100問の問題をやっていただきます。おそらく入会した直後の勉強し始めの時期は全くできないと思いますが、時間をかけ努力することにより、地理の知識は深まり、結果必ず仕上がってくるものです。
余談になりますがこの地理の勉強は事業者になって営業した時にも役立つ場面がきっとあります。今後の事業者としての必要な知識でもありますので、それを前向きにとらえていくとよろしいかと思います。


また墨田支部では地理試験で苦労して合格した人が現在講師として多く在籍し担当しております。
地理であきらめていた方も時間と努力を惜しまなければ必ず合格レベルに到達します。現在は「地理あり」なのだが、もう数年で「地理なし」になるから待とう、等と考えている方もその待っている間に何が起こるか予測できません。関東運輸局の受験ルールの変更、交通違反等により受験資格を寸前で失う場合もあります。現在「地理あり」であれば受験は可能だ、という方は、それを前向きに考え、「地理あり」で早めの受験を考えてみるのも選択の一つではないでしょうか。



地理試験のある方は、現在の規定では試験を11月(年一回)に受けることができます。(法令のみの方は3月、5月、11月の3回)
現在、業界として念願でもあった、事前試験制度が導入されましたので、要件を満たせばご自分の受験可能時期に試験を受けることが可能になりました。
だからと言って試験自体が簡単になったということではありませんから、勉強会への入会はご本人の気持ちの準備期間という意味も含め、試験を受けることができる年の一年以上前から余裕を持って入会されることをお勧めいたします。


支部では、年齢や健康等の事情により、やむを得ず廃業を検討している所属事業者の方に譲渡を出していただくよう呼びかけや対策を行っております。
ここのところ譲渡車両も多く出てきておりますので、でんでんの支部にて個人タクシーを目指そうという方は是非とも墨田支部勉強会への入会を検討下さい。お待ちしております。
 
※事前試験制度や、地理の問題、その他ご不明な点は担当又は教育部長までお問い合わせ下さい。





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